奈良県葛城市で墨流し染を用い、絹製品を染めてる工房です。
元々は染料屋でしたが創業者であり化学が専門であった初代九華が昭和30年頃から本格的に研究し始めた染めでございます。
当初はポリエステルに線柄が主体でしたが、現在はよりきめの細かい絹に様々な独創的な柄を染めております。
下地作り、染め上げ、縫製、加工に至るまで拘って作っております。
墨流しの抽象模様と絹のしなやかさを
是非ごゆっくりご覧になってください。
◆製作方法
①糊作り
気温や湿度や染める相手によって濃度が変わります。
染めれる安定した状態(泡がなく、濃度に斑がない)になるまでおおよそ7~10日かかります。
非常に地味ですがキャンパス、染料、すべてのベースになる非常に重要な工程です。
②柄づくり、染め上げ、糊除去、乾燥
水槽で模様を描きます。
のりの粘度、湿度、気温、染料の粘度、水槽の深さによって全く違うものになります。
③発色工程
高温高圧の蒸気で蒸します。
この工程を挟まないと絹に色がまったく定着しません。
④糊除去、洗浄
余分な糊や染料を3人体制で3回の工程で手洗いします。
ものすごく時間がかかります。
⑤アイロンがけ
余分な水分がぬけ色が明るくなり、絹の光沢や透け感がようやく顕になります。
一番気になる瞬間です。
⑥縫製
必要に応じて三つ巻の手縫い、ミシンによる縫製をします。
まだいくつかの工程がありますが、糊作成からここまでおおよそここまで一か月です。その後、完成した日本絹の原反をスカーフ、帽子、ネクタイ、洋服、ブローチ等様々に加工します。
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*すべて一点物ですので同じ物は作れません。
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